2013年8月26日月曜日

他のブログにて近況報告

御無沙汰しております。
ここ4ヶ月くらいブログを更新できず申し訳ありませんでした。

最近の近況を以下のブログからご覧ください。

JICA World Reporter
http://worldreporter.jica.go.jp/j23-3fujimoto/

4月「第1回ジョロフフェスティバル@ダーラ」

5月「第5回アフリカ開発会議(TICAD V)×ジャパンアートマイルプロジェクト」


6、7、8月にあったイベントを後に更新する予定なので、しばしお待ちを!



開発メディアganas

【セネガル協力隊がゆく(4)】15人の生活費は1ヶ月2万5000円、教育費を捻出する余裕はない
http://dev-media.blogspot.jp/2013/04/415125000.html

【セネガル協力隊がゆく(5)】子どもに文房具を買わない親をどうするか、アフリカの教育を考える
http://dev-media.blogspot.jp/2013/06/5.html

【セネガル協力隊がゆく(6)】教育の普及のカギは「親の意識」、夜間学校を作れないか?
http://dev-media.blogspot.jp/2013/08/6.html

※4月~7月まで「家計における教育費の位置づけ」をテーマに調査し、活動したことを踏まえて記事を執筆しています。



なかなかJICA WR、開発メディアganas、個人ブログにて定期的に記事を更新できていないけど、
少しずつ更新はしています。

ただ、私自身のことを知らない人、セネガルを知らない人達に客観的に説明することは決して容易ではない。以前より文章を書く量は増えたけど、まだまだ足らない。

あるプロのライターの方から「中身は抜群に良いけど、アウトプット(伝え方)がイマイチよくない」と指摘を頂いた。

どんなに良いアイディアがあっても、人に伝わらなければ意味がない。
協力隊としてどんなに良い活動をやったとしてもそれを上手く説明できれば意味がない。

アウトプットが上手くできないと損することばかりである。
なので、これからしっかり文章を書く前の構成を考えたり、読者の目線になって記事を書くように努めようと思います。

任期が残り少ないけれども、今後のためにしっかり自身の記録を残していきたいと思う。

2013年4月30日火曜日

dernières nouvelles-近況報告‐

御無沙汰しております。私はセネガルで元気にしています。

あまりにも更新が滞っていて、恐らく母親が心配しているのではないかと思うので近況報告致します。

ジャパンアートマイルプロジェクトに関して

横浜市立高田小学校とCEM1de Dahra(ダーラ市立第一中学校)で共同制作した壁画が第5回アフリカ開発会議(TICAD V)に向けて横浜市の市バスにラッピングされる事になりました。

以下詳細




2013年4月にJICA's Worldにても記事に取り上げられました。
横浜からセネガルに繋がる


アートマイルプロジェクトに関して以下のブログで記事を書いています。

JICA World Reporter

開発メディアganas (2013年5月号のクロスロードに活動が掲載されています)


2.セネガル市場調査団

今、セネガル隊員と某国際機関の方中心にセネガルで市場調査を進めています。市場調査を始めるに至ったきっかけは某国際機関の方であり我々がとてもお世話になっている方からのこの一言でした。
ここ最近、アフリカ市場に興味をもっている企業は増えてきたけど、彼らが実際アフリカの田舎でトラクター、インスタント麺、ソーラーランタンを売るにはどうしたらいいか、というレベルで具体的なソリューションを提案できるのは新興国の農村部でがんばっている協力隊の皆だと僕は思う

この一言から村で生活している我々隊員の情報はとても貴重なものであり、それを資料として纏める事に価値があると改めて認識しました。隊員生活、最初は生活に慣れるのに時間がかかったり、活動を形にするまでに時間がかかってしまったりでなかなか自身の活動に自信をもっていない隊員は意外といます。また、普段身近であるセネガル人との生活が日常になり、あらゆる事に客観的に見る視点が欠けがちになります。しかし、現場に最も近い存在であり、現地の人と生活し、活動しているため、彼らの事を良く知っているのは我々隊員なのです。彼らとの生活が日常になり、当たり前になっている中でもう一度客観的にセネガルでの生活を見直す必要性を感じました。

市場調査の目的はあくまで隊員の活動向上なのですが、普段身近であるセネガル人の生活や家計について調べる事でより多くの人がアフリカに興味をもつきっかけとなればなと思っています。

ちなみに私は現在、「家計における教育費の位置づけと教育投資における決定要因」に関して調査中です。詳しい内容に関しては以下の記事に纏めたのでご覧ください。

【セネガル協力隊がゆく(4)】15人家族の生活費は1カ月2万5000円、教育費を捻出する余裕はない 

ブログを3つ、もしかしたら4つになるかもしれない状況でなかなか個人ブログを更新できていないのですが、他の媒体でも情報発信していますのでそちらでも是非ご覧ください。

2013年3月3日日曜日

L'exposition de la peinture murale du Japon Art Mile à Dahra -ジャパンアートマイルプロジェクト壁画展示会

2012年5月からスタートしたジャパンアートマイル国際交流壁画共同制作プロジェクト、ようやく終盤を迎えた。

1月30日、横浜市立高田小学校から壁画(ビニールシート上に描かれた絵)が任地ダーラに到着。

2月11日に絵の下書きを始めて、23日からようやく色塗りを開始し、25日に無事絵が完成した。

横浜市立高田小学校から届いた壁画(ビニールシート上の絵)

絵の下書きをしている時の様子。この時なんと生徒が2人しか集まらなかった・・・・
色塗り開始!この時8人集まりわずか3時間の作業で背景以外終了!

背景を塗っている時の様子
無事、壁画完成!!!!

3月2日、アートマイルプロジェクト壁画展示会をダーラの市役所で行った。展示会開催する事になった経緯は3月初旬にはこの壁画を日本に送らなければならないから。せっかく時間をかけて完成した壁画をすぐ日本に送ってしまうのはもったいない!という事でなるべく多くの人に見てもらうために市役所で展示会をする事にした。
展示会セッティングを手伝ってくれたメンバー
(+アートマイルプロジェクト参加者)
展示会の様子(小学生が大半)
展示会開催に関して話をする私。
アートマイルプロジェクトを通して絵に自信がもてたと話す生徒。
壁画制作を進めるにあたって絵の指導をしてくれたダーラのアーティスト。
アートマイルプロジェクトについて熱く語る視学官(配属先上司)の様子
展示会最後にアートマイルプロジェクトに参加してくれた生徒達に参加賞状を渡した時の様子。
視学官がダーラのアーティストに感謝状(筆者作成)を渡す様子。
写真だけ見ると、展示会は上手くいったように見える。でも、実際様々な問題が起こった。

その1:椅子とマイクの準備をするはずが、準備するはずの時間に警備員がいない・・・。結局、マイクと椅子がある部屋の鍵を開ける鍵をもっている警備員が家に戻ってしまい、開けてもらえず椅子、数個とマイクなしで展示会開始する事になった。

その2:16時開始なのに、時間通りにスピーカーたちが来なかった(これはよくある事なのだけれども) 視学官は私が電話をしたら昼食を中断してなるべく早く来てくれたけど、一向にアーティストの人が来なかった。電話で「今どこ?」と聞いても、「今向かっているから」。結局40分以上遅れて登場。謝る事もなく笑いながら・・・(彼が遅れるのは毎回の事なのだけれども)。

その3:「展示会行くからね!」と言った人たちが来なかった。来たとしても終わった後に来場。
1番仲良しの友達には「16時開始だから16時に来てね!」って電話して「分かったよ!」って言ったにもかかわらず来たのは17時40分。「何で16時に来てね!って言って、分かったって言ったのに来なかったの?もう展示会のセレモニー終わっちゃったよ!」って言ったら「17時だと思ってた・・・」と言い訳をし始めたので、怒り爆発。ダーラで最も仲良い友達で誰よりも信頼しているけど、結局私は彼女にとってその程度(所詮外国人)なのか・・・・と思ってしまった瞬間。「あなたに怒っている!(ウォロフ語を直訳するとこうなる・・・・)」と言ってもへらへらしているし、暫く距離を取って頭冷やしてから今後の付き合いを考えようと思う。

その4:なんとセネガル大統領であるMacky SALLがリンゲール訪問(との噂)。政治関連の会合があるとかで市役所や学校関係者はリンゲールに行ってしまった・・・。

これは正直自分でコントロールできないし、どうしようもない問題。でも、前日にリンゲールに行かないと言っていた人ですら行ってしまっていなかったり、たとえ行っていない人でも来てくれなかったり・・・・。本当に残念だなと思う事が続いた。

その5:プロジェクタがもしかしたら初期不良。今日、リンゲールの視聴覚隊員が作った東北震災のビデオを展示会で見せようと思って、以前ネット上で購入し、はるばる日本から持ってきてもらったどこでも持ち運び可能であるプロジェクタを初めて使おうと思ったのになんと充電できなくなってしまい、結局使えずに終わった。その後も充電できず(原因不明)・・・・。

嫌な事って続いてしまうものなのかなと思うけど、全て原因や理由があると思うし、ひとまず冷静に受け止めて今後に繋げたいと思う。

展示会に関して、アメリカの平和部隊(ピースコー)の子は「与えられた環境の中でベストを尽くしたと思うよ。あなたは自分に誇りをもつべき」とのメッセージをもらい、この言葉に救われた。

殆どの来客が小学生だったり、アーティストが来るのが遅くて少し苛々していた配属先である私の上司、視学官は忙しいにも関わらず来てくれ、後の電話で「君がよく働いているのを知っているから僕は行ったんだよ」。と言ってくれたこの言葉にも救われた。

そもそも、昔から自身で企画したり、人を動かす事を経験してこなかった私がそんな完璧に上手く運営できるはずがない。もちろん、もうちょっと準備したら上手くできた事(展示会セレモニーのスピーチ)、セッティングの準備等もうちょっと予測できたのではと思う事もあるし、自身の反省点もある。でも、信頼している人の言葉を信用できなくなる事程悲しい事はない。

生徒達は展示会開催、賞状を授与された事を物凄く喜んでくれてよかったと思う反面、残念な事が続いて複雑な心境である。

2013年2月23日土曜日

L'ambition en 2013 -2013年の抱負-

2月22日、今更ながら2013年の抱負と目標を明記したい。


抱負
活動、研究共々納得いく結果を出し、次の進路に繋げる。
2012年「挑戦」→2013年目標達成に向けて「試行錯誤」の年にする。

目標
活動に関して

1.セネガルのお金の流れを知る事。
→物やカネがない中でのお金の動き(主に人々の購買力)を知る事で人々の生活におけるプライオリティを知る事。例えば教育費に投資するお金はないと言うけど、洋服に投資するお金があるのはどうしてか?後の市場調査に活かしたい。

2.継続的な学校運営資金の確保、円滑な学校運営のシステム作り。
→学校運営委員会(CGE)が年間活動計画(PAV)、予算計画を自ら作成し、実行に移すまでに持っていくこと。記録に残す習慣づくり。

3.ライフスキルに繋がる授業の補佐。
→環境・衛生教育(ゴミの啓発、ニームの葉っぱを使ったマラリア予防対策、コレラ予防のための手洗い対策)

3以外は全てお金に関して絡んでいる。色々と活動に関して紙に書いていくと、自身の問題意識が物やカネがない事に繋がってくる事が分かった(うん、お金大事)。プロジェクト導入する際にもどれくらい予算が必要でどれくらいの効果が見出せるのか。例えば研修一つ行う上でどれくらいの予算をかければ人は集まり、その次のステップに繋がるのか見出す事は非常に重要(ボランティアレベルで行う研修の額はしれているけど・・・) 日本と比較してしまうから余計なのだと思うけど、とりあえず、お金がない、物がない中でどうやって状況を良くしていくか。頭が固い私だけど、発想の転換をできるよう常にここの問題意識を明確にしておく。

後は、活動の幅を広げ過ぎず一つ一つの活動をきちんとこなしていくこと。

研究に関して

1.基本的な統計解析できるレベル(SPSSは使いこなせるようになりたい)
→学校休暇時集中的に勉強。

2.7月までに研究のプロポーザル完成、9月までに質問票作成、11-12月あたりにフィールド調査を終えて帰国。

進路に関して

1.定期的にCV作成→コメント・アドバイスを頂く機会に備える。
2.日本企業におけるアフリカ進出状況、開発コンサル企業分析

生活に関して

・料理の腕を上げる。セネガル料理を作れるようになる。
・野菜栽培について学び、家庭菜園を実践する。
・月2で読書→日本語力を高める。

2013年2月4日月曜日

J'ai commencé à faire le jardin scolaire à Ndiahye‐学校菜園始めました@ンジャハイ村‐

以前Ndiahye(ンジャハイ)村(ダーラから約25㎞先)の小学校校長とダーラ市内で出逢い、アンケート調査に協力してもらった際に「学校菜園をやりたいと思っている。協力してくれないか?」と言われていた。

この校長は私の前任者がかなり御世話になっていてかなり信頼をおいている人でもあった。彼のやる気がどれくらいあるのか懐疑的ではあったが、一度学校訪問してから検討してみる事にした。ちょうどダーラとリンゲールの間の村でもあり、隣町リンゲール(40㎞先)の野菜隊員がその周辺村で活動していたので協力を呼びかけた。

1月29日、Ndiahye村小学校に訪問。アンケート調査をした時に生徒19名、校長たった一人で授業をやっていると聞いていたので、どんな学校なんだろうと思っていたけど、来てみるとしっかりとした校舎、瓦礫の囲い、トイレ設置有、広い校庭があった。

これは学校菜園の可能性大(瓦礫の囲い=家畜が入ってこない、広い校庭=十分な学校菜園の場所確保可、学校自体に水はないけど、井戸が学校近辺にある)

野菜隊員が人参、大根、オクラ、ビサップ、キャベツ、トウガラシ、トマト、ナスの種をもっているので、それらの野菜栽培を現在検討中。そして校庭の中で菜園の場所を定め、土や堆肥を作るための材料を準備しておいてもらうよう伝える。

2月1日(金)、Ndiahye村小学校に再び訪問。なんとちゃんと場所確保、準備を行っていた。


朝食を頂き、その後いざ作業へ!
まずは土づくりから。1.形を整える。2.水を浸み込ませ土を柔らかくする(この際大量の水を使用)。

校長が畑の土づくりの準備している様子
水を浸み込ませた後、3.馬糞、藁、炭の灰を投入する。4.3で投入したものを土に混ぜる作業を行う。
頑張って堀起こし、混ぜる作業を行った時の様子。結構力が必要!
こうやって野菜栽培のための土づくりがなされる。本当に学ぶ事が多い。

まずは5つの畑を皆でつくった
次に堆肥を作る作業。1.より発酵させるためかなり深く穴を掘る(目安は膝より少し下)。保護者会(APE)のメンバーであるおじちゃん、頑張って掘ってくれた。
2.次に馬糞、藁を投入。その後土をかぶせて発酵するのを待つ。(野菜隊員によると2週間後くらいに落花生(ピーナッツ)の殻、水を投入するとの事。堆肥が作られるのは結構先になるのかも)
次に堆肥を作る作業。

堆肥作成後、畑に投入!
井戸から汲んできた水をここに入れて、如雨露やバケツを使って水を運ぶ。
農作業は肉体労働で、疲れるけれども、なかなか楽しかった。何より野菜隊員から学ぶ事多し。

野菜栽培をやっている先輩隊員は3月に帰国してしまうので、それまでに色々野菜栽培に関する知識とスキルを身に付けさせてもらえたらと目論んでいる。

農業、家畜、セネガルにいる間じゃないとなかなかできない事を今のうちにやっておきたい。


【専門性に関して】

学校訪問をして、学校菜園を始める話をしている時、野菜隊員と一緒にいたせいもあるが、自身は単なる人と人を繋げているパイプ役となっているだけで私自身に価値がないのではないかと思い始めた。野菜隊員は野菜栽培をやりたい人がいれば必ず必要とされる。自身の専門性のなさ、ジェネラリストである事を思いっきし突き付けられた瞬間であった。

赴任当初から「何ができるの?」とは常に聞かれていた。でも、現場の状況を知らずして自分ができる事をこなすだけの活動なんて意味がないと思い、情報収集に努めた。アンケート調査等を通して情報収集を行う事自体は良い事だけれども、改めて技術的なスキル、知識が欲しいと思った。

まだまだ色んな覚悟や自信がないのだけれども、専門性をもち、「自分はこれができる!」というものをきちんともって生きていきたいと思った。

今後、活動とは別にNGOの活動で保健・衛生分野、マイクロファイナンス事業を見ていきたいと思っている。保健分野は教育に結びつきやすいという意味合いで見ていこうと思っているけれども、マイクロファイナンス事業自体は個人的にも関心があり、今後活動の中でも寄付金を利用してマイクロファイナンスの仕組みを利用していこうと思っていて、少しでも学校運営費向上できたらと思っている。

学校菜園、寄付金を利用したマイクロファイナンス事業、別枠でNGOの保健・衛生関連の活動を見ていく事は結構きついかもしれないし、色々と手を出し過ぎなのでは?と自分自身でも思ったりしている。しかしながら、今のうちに現場にいるうちに見ておかなければと思う気持ちもあり、活動と上手くバランス保ちながらやっていきたい。

La Peinture Mural Projet du Japon Art Mile -ジャパンアートマイルプロジェクト- 問題→反省→改善

2013年1月30日、任地ダーラに横浜の高田小学校から壁画と絵の具セットが届いた!

ちなみに壁画制作する画材は屋外展示が可能なアートマイルキャンバス(ビニール製規定サイズ:1.5m×3.6m)とキャンバス地専用の水性アクリル絵の具(8色)のセット。初めて参加する学校には無料で提供される。

アートマイルプロジェクト壁画制作に参加する生徒と私
学校交流にあたってインターネット活用する必要有との事だったので、それを基準に学校を選出。最終的にダーラ市内の中学校(CEM1 de Dhara)で参加する事に。しかしながら、結果的にはインターネットを活用した学校交流を行う事はなく(高田小学校もインターネット環境がないため)、ビデオによる映像を使って学校紹介を行い、後は先生と個人的に連絡を取りつつの壁画テーマ「スポーツ」と決めたり、進捗状況の報告を行った。直接的な交流がなかった事は非常に残念であるし、相手校である小学校が委員会の一環でやっていたため(月1回の集まりのみ)十分な時間が取れなかったのは本当に残念。

CEM1de Dhara中学校も新学期が始まる10月から図工の先生が定年退職し、図工の時間がなくなった。更に急に高校を併設し始めたり、土曜日に行っていた授業をなくし、月曜日から金曜日までタイトな時間割を組みだし色々と予測つかない出来事が起こった(ある程度は最悪な状況を考えておかなければならないのだけれども)。土曜日の授業がなくなった事は非常に困った。月曜日から金曜日まで授業が詰まっている為、壁画制作を行えないので、土曜日にやろうと目論んでいたけど、自主的参加を促さなければならなくなった。

とりあえず、12月はセネガルの学校、生活、文化紹介のビデオを作成時に協力してくれた生徒中心に壁画のデザイン作成してもらったり、視聴覚教育隊員が作成した震災ビデオを見てもらって日本に対する関心を高めた。

東日本大震災のビデオを鑑賞する生徒達

12月は同時に学校環境改善・学校運営向上に向けたアンケート調査を行っていたので、会合は週1回土曜日に市役所で集まって1時間くらい話し合う程度。

1月は帰国する先輩隊員の送別会、報告会、健康診断、隊員総会で約2週間くらいダカールに滞在していた。



そして、1月30日に無事壁画が到着。いよいよ壁画制作開始!だったのだけれども・・・。

2月2日土曜日、生徒に壁画と一緒に写真を撮るのに参加してもらい、いざ、下絵に色を塗ろう、デザインに工夫を凝らそうと思ったのたけど・・・・。

私:「バオバブの木(アフリカで有名な木)描ける?」
生徒1:「絵が描けない」

私:「あなたは描ける?」
生徒2:「僕も描けない」

といった感じで全員(5人)に「描けない」と言われてしまい、困惑。

私:「絵は別に上手く描けなくても楽しめたらいいんだよ!」と言っても
生徒3:「私下手なんだよね・・・・・」

とこんな感じでコミュニケーションが続き、生徒が壁画制作に対して意外にネガティブな姿勢で取り組んでいる事を全く予想できていなかった(練習が足らなかった)。

更に一人の女子生徒の自己中っぷりに耐え切れず思わず憤怒。彼女は前々から仲良くしている子なのだけれども、自分の都合に合わせてほしがる。

今回、写真撮影を土曜日にしようと言ったのは彼女自身だし、土曜日に彼女の授業が終わるまで他の仲間と一緒に待っていたのにもかかわらず「私、写真撮りたくない」と言いだした。とりあえず、「参加するなら一緒に写真撮ろうよ!」と促し、なんとか写真撮影を終える。その後、下絵に色を塗ってモデル作成をしようと思った私は「皆昼食前でお腹すいていると思うけど、15分だけ時間ちょうだい!」と言ったのだれども、彼女は一人耐え切れず、食べ物を求めて売店まで行ってしまった。仕方ないので、他の仲間と色塗り開始していたら、彼女が戻ってきた時、私に「従妹に写真送りたいから私の写真撮ってくれない?」と言ってきた。彼女の自分勝手ぶりにとうとう怒りが頂点に達し、思わず直接的に「本当に自分の事しか考えてないのね!」と言うと、彼女はきょとんとして、何が言いたいのといわんばかりの表情をして、「もしかして私がselfish(自己中)って言いたいの?」と言ってきたので、「そうだよ!」と言い返すと、涙目に・・・・・・。

今まで誰にも言われてこなかったのだろうと思ったけど、彼女はまだ中学生。大人ぶっているけど、まだまだ子供。ひどく傷つけてしまった。

とりあえず、彼女は悲しみ、その後怒りを私にぶつけてきたので更に喧嘩が悪化。とりあえず喧嘩したままの状態で別れた。

私の拙いウォロフ語、フランス語で思っている事を説明したもんだから上手く説明できていなかったし、彼女も私の言いたい事を理解していないと思われる。(なので、後に手紙を書いた)

とりあえず、今回の件でアートマイルプロジェクトを行っていく上での反省点として、
・コミュニケーション不足
・壁画制作のスケジュールが不明確、共有できていない
・目的、理念がはっきりしていない、共有されていない
・生徒達にとってのメリットがはっきりしていない、ただただやらされている感があった

本来ならば、一緒に先生がいて、クラスでやるのがベスト。その先生と相談しながらクラスで指揮を執ってもらった方が私もやりやすい。しかし、今回はそうはいかない・・・・。絵の指導する先生もいなければ先生は通常土曜日は来ない。仕事を増やすだけ。

自身のマネジメント能力のなさに非常に凹んだ。1年経ったのにまだまだ予測できない事態に対処する能力、言語能力が足らない。

ひとまず上記の反省点に対する解決策を考え、明日(月曜日)校長先生が出張から帰ってくるんで、届いた壁画を見てもらい、今後の計画を立てていこうと思う。

2月に壁画を完成させ、無事3月初旬に展示会を開催できるように頑張ろう。まだまだ頭の中で考えているだけでふわふわしているけど、文章化し、計画を立ててそれをもとに人々に伝えていこうと思います。残り1年間、行き当たりばったりな状況をなくし、最悪の事態を常に想定し、冷静に対応できるようになっておきたい。

※長文すみません。最後まで読んでくれた方々有難うございます。

2013年1月30日水曜日

Le rapport de mon activités ‐1年報告会‐


1月11日、無事1年報告会を終えました!

セネガル服を着て1年間の活動発表!


2012年1月11日にセネガルに赴任してから本当に色々な事があった。イギリス留学時以上に自分と向き合う時間が長く、今までの人生の中で1番泣いたと思う・・・・・。それだけ自分の弱さを自覚したと同時にこの1年での自分の成長を感じられたと思う。それも全て私を支えてくれている人々のおかげ。この場にて感謝の意を表したい。


以下、報告会で使用したPPT。これだけ見ても分かりにくいけど、少しでも私の活動が伝われば幸いです。









中間報告会時点との今後の活動計画の変更

中間報告会時、研修を13校の小学校対象予定していた。けれども、現在アンケート調査を実施した全37校対象に研修を考えている(一気に学校関係者を集めるのではなく、何校かに分けて実施予定)。アンケート調査をしてまだ各学校のデータ分析結果を文書上に纏めきれていないけれども、各学校様々な問題を抱えているのは自身で認識している。せっかく時間をかけてやった調査でもあるわけだし、その意味合いを見出すためにも一つ一つのフォローアップをしていきたいと思う。

まだ具体的な活動年間スケジュールを立てれていないので、計画作成次第またブログに記述します。


後、活動の1年の振り返りに関しては以下のブログも拝見して頂きたい。
JICA World Reporter

暫くブログ更新が滞っていたので、今後は定期的な更新(最低月1)を心掛けたい。JICA World Reporterでは今後主に活動に関して綴っていきたいと思う。この個人ブログでももちろん、活動に関して記載していくが、今後は生活面、セネガルに関して想う事等綴っていきたい。

新年会@大使公邸

この1年の成果

・活動における協力者が見つかった。
・信頼できる友人ができた。
・配属先上司(視学官)に活動の頑張りを認めてもらえた。
(毎月出している活動報告書をわざわざ文書に纏めてくれていた事やIDEN視学官長に仕事の頑張っている様子を伝えてくれた事から)
・活動における自身のポジションが明確になった。
(毎回、「何の仕事をしているの?」と聞かれると逐一その時自身がしている活動を説明していた。一言で説明できないかと(例えば野菜栽培、小学校教諭等)ずっと考えていて見つけた答えが「coordinatrice‐調整者‐」)いわゆる、私は配属先である教育委員会、学校、学校運営委員会(CGE)の調整役であると今は自信もって説明できる。


目に見える数値、人々の意識変化等まだまだ目に見える形の成果が表れていない。残り1年、どういう形で成果を残していくか、しっかり計画立てて考え実行に移していきたいと思う。

Bonne anée ‐謹賀新年‐


遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?

年末年始になんと日本から友人がセネガルまで来てくれました!久しぶりの再会も嬉しかったし、何より元気で病気する事なくセネガル国内を一緒に旅行できたのは本当に嬉しい事!

5日間という短い滞在期間だったけれども、ダカール→ダーラ(私の任地)→ケベメール(セネ人の友人と昼食)→ロンプール(砂漠ツアー)→ダカール(ゴレ島)に行き、かなり充実した旅だったのではないかと思う。

年末年始をセネガルで過ごす事を選んでくれた友人に感謝。(そしてたくさんの日本食を有難う!)

シャレット(馬車)に乗る友人達@ダーラ
ケベメールのレストランにて

ラクダに乗ったよ!@ロンプール

朝日とともに・・・

ホテル@ダカールからなんと年越し花火が見れました!

ペリカン(?)とともに@ゴレ島
あらゆる事に好奇心がかなり強い友人達なので、いつも何気なく見る景色が物凄く新鮮に見えた!(セネガルは山がないのですが、丘がある事を発見!これも友人のおかげです。)

後、自身の活動に関しても話ができて本当に良かった。少しでも第三者、特に日本にいる人たちに自身の活動や頑張りを認めてもらえるのは嬉しい事である。

協力隊生活残すも後1年、泣いても笑ってももうこの生活は二度とかえってこない(かえりたくないけど笑)。悔いの残らないよう精一杯残りの任期を全うしたい。

2012年12月22日土曜日

Réflexion 2012 -2012年振り返り-

2012年も後10日で終わり。マヤの予言によると2012年12月21日(母と友人の誕生日)に人類は滅亡すると言われていたみたいだけど、当たらなくてホッ。

この1年を振り返ればあっという間だったけど、一言で言えば本当に色々と精神的にも体力的にもきつかった1年でした。
※振り返りが長い上に纏まりがない文章ですみません。備忘録だと思って読んで下さい。

1月
・初詣@本山&伊勢神宮
・初マラソン大会出場、新春矢作川マラソン(10㎞)
・セネガルへ出発。成田空港、飛行機の中で号泣。
・セネガル到着。先輩隊員に迎え入れられる。
・市内歩行訓練、オリエンテーション(交通安全、安全対策)、懇親会@JICA事務所 
・ワクチン接種(腸チフス、髄膜炎)、表敬訪問@行政改革・技術委員会協力局(DAT)、健康オリエンテーション、表敬訪問@在セネガル大使館
・交通安全講習会(バイク講習)
・語学訓練@Adeshina&ホームステイ

2月
・壮行会@ダカール
・任地ダーラに移動。表敬訪問@配属先IDENリンゲール(教育委員会)、市役所、憲兵隊
・先輩隊員との同居開始
・建設中のアパートの鉄格子、網戸の交渉、電気と水の契約
・ダーラ市内の小学校訪問(Ecole4、Dahra Mbaye、Ndiobene、Montagne,Ngenenene)
・ダーラ市内幼稚園訪問(前任者が日本の幼稚園との交流していた事を知る)

3月
・村落部の小学校訪問(Darou Salam Maure、Ngapp)
・リンゲールの帰国する先輩隊員の活動見学とソワレ(送別会)参加(先輩隊員が水の啓発に関する授業の中でウォロフ語とフランス語を上手く使い分けていた所に感動)
・療養@ダカール(風邪かと思いきや1週間寝ても治らず、3ヶ月経たない間にダカール上京。病院で「インフルエンザ」と診断される。)
・セネガル大統領選挙 Macky SALL勝利!新大統領誕生!

4月
・教育関係者勉強会@ダカール参加
この会合には国際機関であるIFC(世界銀行)、UNICEF、WFP、JICA関係者(調整員、専門家、職員)が参加している。会合と懇親会を通じて福井県出身でIFCで働く方、WFP、UNICEF、JICA専門家(教育・保健)、職員と仲良くなる。
・分科会の教育会@ダカールに参加(情操教育、環境教育、衛生・保健教育についてのアイディア交換会。JICA指導書マニュアル(音楽、図工、体育、環境教育)を取得)
・第1回バイク試験@ルーガ(周りのセネガル人が発言するのを真似て言えば受かると先輩隊員から聞いていたが不合格)
・新築アパートにようやく引越し
・インターネット(ADSL)回線ようやく開通!
・村落部の小学校訪問(Ngapp、Merina SY、Thiamene)
・Thiamene PassでホームステイしているPeace Corp(Erin)と仲良くなる。
・ADET(地域開発銀行)訪問 
前任者が留年防止小規模金融(マイクロファイナンス)をNgapp小学校の校長と学校運営委員会(CGE)代表者と行っていて、その情報収集している中で”ADET”という団体を知る。
そこで働くセネガル人女性Salimata(今ではダーラで1番仲良しのセネガル人)からADETのマイクロファイナンスの事業内容を聞く。その後ADET代表者であり、Melakh小学校Sidy TALL(今では私の活動のパートナー)の連絡先を教えてもらう。
・ダーラ市内の高校(市内には1校しかない)訪問

5月
・先輩隊員による写真展、教員対象セミナー(情操教育、栄養の授業)
・農業会@ダーラ (ダーラの先輩隊員であり野菜隊員の活動見学)
・ジャパンアートマイル(JAM)プロジェクト(国際交流共同壁画制作)に参加する学校選出作業開始
インターネット使用との事だったので中学校か高校で参加を検討(小学校には電気もない学校も多いため)、ダーラ市内の高校訪問、中学校訪問(2校あるうち1校)→最終的に配属先の管轄である中学校(高校は別の管轄)で実施する事が決定。
・村落部の小学校訪問(Ngapp、Thiamene、Merina SY)

6月
・村落会@リンゲール
・第2回バイク試験@ルーガ、(教習所にも行きフランス語での答え方を教えてもらったにも関わらず落ちた)
・中学校で壁画制作するクラスを選出するため授業見学(主に英語の授業)及び壁画制作の広報
・セネガル紹介ビデオ作成及び撮影開始
JAMプロジェクトでは学校交流開始が9月となっていたが、セネガルの学校は10月開始となるため事前にセネガルの学校、文化、生活紹介のビデオを作成する必要があった。
・弾丸でダカール上京、福井県出身IFCで働く方との食事会参加。
・優秀生徒表彰式@Melakh小学校に参加
・村落部の小学校訪問(Ngapp、Thiamene)

7月
・ビデオ撮影
・隊員総会@ダカール
・教育関係者勉強会@ダカール
WFPで働く方による「学校給食プログラム」に関して。ここで在セネガル大使館で働く方(なんと大学院の先輩と学部時代同じゼミ)と仲良くなる。
・先輩隊員による原爆展@高校
・第3回バイク試験(交通局の真正面にある保険会社の人にマダムとの交渉を依頼。3度目の正直、無事合格!)
・ラマダン開始
・リンゲールの先輩隊員の誕生日会参加、家畜市場見学@リンゲール

8月
・フランス語文法、統計分析勉強開始。
・友人Besoumの親戚が暮らす水も電気もない村、Gabugalにて訪問・宿泊。
・牛タン大会@我が家
・学校給食の貯蔵庫・食堂建設プロジェクトの調査で大使館とWFPの人が来ると聞いていたけど、結局ダーラに来ず。残念。
・療養@ダカール(Gabugalから帰ってきた日に右下腹が痛みだし、健康管理員が不在のため調整員に相談するとダカール上京を勧められる・・・)
・サンルイ旅行
・カフリンのOGさんダーラ訪問
・ラマダン明けのお祭りコリテ
・友人Besoumの親戚が暮らすAffe村訪問
・ルーガの先輩隊員のソワレ(送別会)参加。
・バイクの免許を無事取得!後は貸与を待つのみ!

9月
・DIOMEC(銀行)訪問(ここもADETと同様マイクロファイナンスの事業を行っている)
・Sidyに活動計画書を見せ、保護者に対してアンケート調査をしたいという話をしたら自身が作成した学校環境・運営に関する質問票を見せてくれた(これがきっかけで小学校対象にアンケート調査を行う事が決定!)
・私費任国外旅行制度を使ってフランスへ!
フランス語学学校、IDIOM&ホームステイ@ニース 10日間フランス語の勉強
南仏旅行(ニース→エズ→サンポールドヴァンス→グラース→アンティーブ→アルル→トゥーロン→イェール→ニース→パリ)

10月
・バイク貸与
・大使館・WFP連携による学校給食の貯蔵庫・食堂建設プロジェクト学校視察同行
・鶏捌き@コキ村
・命名式(Ngente)
・サッカー観戦@Thiamene
・タバスキ(犠牲祭)
・アンケート調査に向けて先輩隊員とダーラ市内の学校訪問

11月
・IDEN訪問、鶏捌き@リンゲール
・教育関係者勉強会@ダカール(PDEF、教育・訓練10カ年計画に関して)
・IFCで働く福井県出身の方と隊員と寿司会(タイ、チヌ美味しかった~)
・PAES2(JICAの教育環境改善プロジェクト、フェーズ2)セミナー@カフリン
・ダーラ市内(12校)、チャメヌパス地域(23校)、計35校の小学校対象にアンケート調査開始!
・JOCV対象学校給食貯蔵庫・食堂建設プロジェクトにおけるPAM(WFP)による研修@ルーガ
・先輩隊員による壁画制作@ダーラ市内の幼稚園
・ダーラの先輩隊員のソワレ(送別会)

12月
・環境教育に関する研修
・アンケート調査(12月20日無事に35校の小学校でアンケート調査を終える)
・DELFA2@サンルイ (テキストと比べて簡単だった・・・・・)
・ダーラの先輩隊員のソワレ
・学部時代のディベート仲間がセネガル訪問

総括
2012年2月時点で立てた短期目標と比較してみる

1.活動に関して
学校関係者(先生、校長先生)、市役所、Boutique、地域住民とのネットワーク作り
・アンケート調査のおかげで計37校の小学校(2校はチャメヌパス以外の地域)の学校関係者(主に校長先生)と繋がりができ、学校の状況把握ができた。
・JAMプロジェクトで中学校、高校に通っていたためそこでも学校関係者との繋がりができた。
・PAES2セミナー、PAM研修、環境教育に関する研修に参加してダーラ市以外の教育関係者の人とも繋がりができた。
・自宅のインターネット環境が悪く頻繁に市役所にwifi拾いに行っていた。そのおかげで市役所の人達との繋がりができた!

上記に加えて1年目で一緒に活動できる人材確保(カウンターパート的存在)、心から信用できるセネガルの友人ができた事は何よりも収穫!

日常会話におけるウォロフ語、フランス語のレベルを上げること
→ウォロフ語がある程度できるようになったらプラール語の勉強始める。(村に住んでいるプラール人はほとんどウォロフ語が話せないとのこと。村で活動するにはプラール語が必要!)

・フランス語→ラマダン中にフランス語の文法勉強、フランスで語学学校&ホームステイ&南仏旅行したおかげでフランス語への苦手意識がなくなったのは大きな進歩。加えてアンケート調査は全てフランス語で記述されているため、コミュニケーションも比較的フランス語で行うよう努力した(語彙、発音等まだまだ問題有)。
・ウォロフ語→現地語訓練で2週間みっちり勉強。その後半年間集中してウォロフ語勉強。日常会話程度においては困らないけど、ニュアンス、語彙に関してはまだまだ。
・プラール語→簡単な挨拶ができる程度。

今後の課題
・今後、人脈形成を活かして学校関係者対象に学校環境改善・運営向上に関する研修を行う。
・アンケート調査を経て、運営資金不足・援助資金頼りの問題がある学校が多数見受けられた。これを改善するために地域住民含め教育啓発活動・所得創出活動(主にマイクロファイナンス)を行っていく。
・フランス語 DELF 2013年3月B1取得、2013年6月もしくは12月B2取得
・ウォロフ語 語彙を増やしていく。時間ある時に文法をきちっと勉強する。
・プラール語 日常会話できるレベルまでもっていく。

2.研究に関して
文献調査(セネガルの教育、研究動向)を定期的に行う
・この1年間、ちょこちょこ文献調査、情報収集はしているが研究するにあたって文献調査はまだまだ不十分。

セネガル全般の情報、データ収集
・セネガルに関する書物の読書・情報収集はしているが、現段階でまだ自身の言葉で纏めきれていない。

SPSSのしくみの理解、統計分析できる能力をつける 
・基本的な統計分析を勉強している段階。研究で統計分析するにはまだまだ勉強不足

その他
・アンケート調査を経て自身のコミュニケーション力・質的分析に関する知識・スキル不足を認識
・教育関係者勉強会、JICAプロジェクトセミナー、PAM研修等に参加してセネガルの教育に関わる人達との人脈形成はできた。後はデータ・情報収集させて頂き、研究に活かしていきたい。

今後の課題
・文献調査、セネガル全般の情報・データ収集をしながら自身の言葉で纏めていく作業を行う(最低週1回)。
・基本的な統計分析をマスターし、研究で使えるレベルまでもっていく(纏めて勉強する時間作る)
・質的分析に関する勉強。
・11月までに質問票を作成し、12月にインタビュー実施。

3.今後の進路、インターンに関して
JICA関係者(調整員、JICA専門家、職員)、政府系機関、国際機関、NGO、Peacecorp(アメリカのボランティア団体)とのネットワーク作り
・教育関係者勉強会を通じてIFC(世界銀行)、WFP、UNICEFで働く日本人、JICA関係者との繋がりができた。

今後の課題
・2年目はCVを作成し、情報収集を行いつつ色んな方に相談しながらインターンの機会を取得するためのアピール方法を考え、実行。

4.その他
計画をきちんと立てられるようになること、予測して行動できるようになること。
・日々の記録、Dailyをつけるようになってからだいぶ計画→実行できるようになった。

相手の気持ち、立場になって物事を考える思考を養うこと、相手への配慮をもっとする。
・あらゆる気遣いに関してはまだまだ。

まめになる(特にメール等に関して)
・以前よりレスポンスは早くなったと思うがまだまだメール処理能力は低い。

自己分析、より自分を客観的に見て考えられる力をつけること。
・日々の記録、Dailyをつけるようになってから自身の行動を以前よりは客観的に見れるようになったと思う。

一般常識、漢字の知識を蓄積する。
・一般常識(主に時事)→なるべく日本のニュースをチェックしているようにしているがまだまだ情報収集不足。
・漢字の知識→普段日本語に接する機会がめっきり減ってしまった為意識的にやる必要有。

腹筋を鍛える、持久力をつける。
・腹筋は日々行っている
・ランニングが日々行えていないため持久力はまだまだ不十分。

家畜、農業を個人的に楽しめる程度の知識と技術を身につけること。
・家畜→この1年間3回鶏捌く機会があったので、鶏の首を切って血を抜く作業、鶏の部位把握は大体できるようになった。
・農業→レタス栽培に関しては先輩隊員から少し教わった。他の野菜に関してはまだまだ知識不足。

ブログ執筆
・この1年間で個人ブログ投稿数は45。月に2,3回のペース
・9月から始めた開発ガナス、10月から始まったJICAWorld Reporterの執筆が各1回ずつ。

今後の課題
・引き続き日々の記録Dailyを行い、計画→実行→評価(振り返り)の作業を行う(特に振り返りの作業)
・あらゆる作業において優先順位を決めて行う。行き当たりばったりにならない。
・日頃から相手への配慮、気遣い等意識する。
・時事ネタ収集、日経新聞(電子版)購読
・読書量を増やし、継続的に漢字の知識を蓄積
・腹筋に加え、背筋・腕立て等追加で継続的に行う。
・家畜→鶏捌き等行う機会を増やす。農業→ガルディアン(警備員)設置する事になったので家庭菜園開始。
・定期的にブログ更新(開発ガナス:最低月1回更新、JICAWR:最低月1回、個人ブログ:月3回程度)

2013年の目標に関してはこれらの課題をもとに改めて投稿致します。

Synthèse sur la enquête éducative -学校環境・運営改善に関するアンケート調査 総括-

12月20日、ようやく学校環境・運営に関するアンケート調査を終えた。対象はチャメヌパス地域(23校)、ダーラ市内(12校)の計35校の小学校だったけれど、たまたま遭遇した他の地域の村落部小学校校長にも協力してもらい、結果的には37校でアンケート調査を実施した。

今回、アンケート作成者であるSidy(以前Melakh小学校校長、現在ダーラ市内の中学校の数学教師)、同任地の先輩隊員に協力してもらい、無事に12月中に終える事ができて本当に良かった。2人に感謝!

アンケート調査を経て学んだ事と気づいた事
・自身が作成したものではない質問票を使って代わりに説明する事は難しい。
・初めて行く学校ではなかなか信頼関係構築ができていないため、コミュニケーションを図る事が通常より困難。
・自身のコミュニケーション能力の低さ(主にフランス語、ウォロフ語において)、アンケート調査実施にあたる知識・スキル不足を痛感。
・質問に対する回答は全て3択式(簡単に言えば①いいえ、③どちらでもない、⑤はい、といった具合)。どの回答にも該当するもしくは該当しない場合の選び方が困難。
・アンケート調査を通して実際に学校運営、資金管理等の仕組みが分かった。

良かった事
・毎回、前日になるべく相手(校長先生)の都合の良い時間帯に合わせてアポ取っていたのだけど、大体の人が時間通りに学校にいてくれた。
・CGEメンバーの代表者、会計係を呼んできてほしいと頼んでいたらきちんと呼んでくれていた(中には仕事の都合上会えなかった人たちも多々いる)
・アンケートの質問項目に対して適切に答えてくれた(きちんと自身の運営が上手くいっていない場合に「No」と言ってくれる人は正直である)。
・CGE内規、貸借対照表、学校のプログラムを嫌がらずに見せてくれた人達がいた(きちんとやっている証拠である)。
・アンケート調査活動に快く協力してくれる人、有難いと言ってくれた人、自身の問題が明確になったと言ってくれた人達がいた。

悪かった事
・アンケート実施後、見返りや資金援助を求められる事が多々あった。確かに以前JICAの教育環境改善プロジェクト(PAESフェーズ1)が入っていて資金援助がなされていたとはいえ、援助慣れしている学校に対してはやはり残念に思う(現にJOCVは問題提起してくれるけど、解決策は提示してくれないとまで言われた。なぜJOCVが解決策を提示しなければならないのか疑問に思った。答えを見つけるのは彼らの仕事である。)
・個人の私物を要求された事(パソコン、バイク等)
・アンケート調査に対してInspection(検査)だと思っている人がいた(色々資料を見せてと言ったのでこう思われるのは仕方ない部分はある)。

37校でアンケート調査を実施できた事は良かったけれども、まだまだ質の部分(質問内容、インタビューの仕方等)では課題があるので今後自身が研究で調査させてもらう時にはそこを改善した状態で行えるようにしたい。

今後、アンケート結果をデータ化してCPとともに分析し、その結果に関して情報共有及び意見交換という形で研修を行っていきたいと考えている。

ダーラ市内の小学校Ngo,m、ダーラには2校日本の援助で建設された学校がある。


2012年12月8日土曜日

Atelier de Formation et de Production de Module d' Education a l'Environnement et au Developpement Durable à Linguère -環境教育に関する研修@リンゲール-

最近研修ネタが多いですが、またもや研修に関して。備忘録も兼ねているので、すみません。

12月2‐3日の2日間、リンゲールで行われた環境教育の研修に参加してきた。この研修はカウンターパート(CP)的な存在であり、アンケート調査・活動を一緒にしているSidyが教えてくれた。この研修はL'Association pour le Développement Communqutaire (ADEC) de Linguère(リンゲールの地域開発団体)が主催になって行われていた。この研修は強制参加ではなく、自発的なもの。だから来ている学校関係者の人は学ぶ意欲が高い人やアグレッシブな人が多くて話していて面白かった。


研修時の様子
この研修の目的は気候変動を背景に、持続可能な開発のための教育(環境教育)を教育システム(主にカリキュラム)に取り入れること。最初1日目は主に「気候変動」、「持続可能な開発」、「持続可能な開発のための教育」における理論講座とグループワークであった。理論に関してはフランス語だったので、全部は理解しきれていないけれども、英国留学時に「Sustainable Development-持続可能な開発-」の授業を取っていたので、その内容と似通っていてなんだか懐かしくなった。

1日目の午後から3つのグループ「Changement climatique‐気候変動‐」、「Biodiversité‐生物多様性‐」、「Péril Plastique‐プラスチック袋の危険性‐」に分かれてディスカッション。テーマごとにどういう授業が展開できるか話し合いを行った。CPであるSidyが「気候変動」グループに行ったので、私は「プラスチック袋の危険性」グループに行って話し合いに参加させてもらった(後に共有できると思ったため)。

セネガルではゴミは基本的に道端に捨てている。日本みたいにごみ焼却場も確立されていないし、埋める場所もない。セネガル人はプラスチック袋の危険性に関してどう考えているのか気になっていたけど、先生達は道端に捨てる事で家畜(ヤギや羊)が袋に入っていた食べ物と一緒に一部食べてしまう危険性やプラスチックを燃やす事によって有害物質が発生する危険性を認識していた。

グループワークではどうやって授業の中でプラスチック袋の危険性に関して生徒に分かりやすく伝えるか話し合うはずなのに、セネガル人は思いついたら発言するという感じで議論が展開されたため、イマイチ纏まりのある話し合いはできなかったのが非常に残念(ここで上手く纏められる進行役がいればもう少し良い議論ができたのかなとは思う)。ただ、一つ面白かったのは「プラスチックは何からできているのか?」という質問が出た事。考えた事がなかったので、聞かれて困惑したのだけれども、調べてみるとプラスチックとは合成樹脂(繊維及びゴムを除いたもの)を指す事が多く、実は植物(正式には針葉樹から分泌される混合物質)からできていた事がわかった。

グループワークを通して生徒達がプラスチック袋の危険性に関して学ぶ事(まずは何がプラスチックに分類されるのか等)は非常に大事だとは思ったけれども、何より道端にゴミを捨てても気にならない所(生徒達だけではなく、大人も)が私としては気になった。確かにゴミの行き場がないからそうなってしまうのかもしれないけれども・・・・。ゴミはゴミ箱へ!って思ってしまうよね。日本人としては。

2日目は主にグループワークで作成した指導案についてそれぞれのグループの代表者が発表し、意見交換を行った(この意見交換でも思いついたら発言の議論が展開され話しについていくのがきつかった・・・・・)。

まだ未定だけれども、今後の活動の中で環境教育の補佐もできたらな~と思っていたので今回の研修はセネガル人の環境教育に対する考え方等が分かったので本当に行って良かったと思う。後、グループワークを通してセネガルの指導案の書き方(特に使用する言葉や略語)も分かったので今後参考にしていきたい。

まだまだフランス語が拙いため色々とセネガル人とコミュニケ―ション取るのは大変だけど、少しずつ成長していると思うので、この調子で活動、言語習得を頑張っていきたい。
グループワークで纏めた「プラスチック袋の危険性」の指導案

Mission conjointe PAM/JICA/DCaS de fornation à Louga -PAM研修-

11月21日~23日までルーガで行われたLe Programme alimentaire mondial des Nations Unies (PAM)(WFP:国連世界食糧計画)の研修に参加してきた。

以下、所感を纏めたもの。

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Mission conjointe PAM/JICA/DcaS de formation des voluntaires japonais de la région de Louga
Du 21 au 23 novembre 2012
Conseil Régional, LOUGA
Mégumi FUJIMOTO(Awa SOW)
Commentaire
La formation du PAM étais bien passé. J’ai appris beacucoup de chose grace à la formation. Bien que je n’ai pas bien connais le mécanisme de la cantine scolaire, à travers la formation, j’ai peu trouver la administration et le programme de la cantine scolaire au Sénégal. De plus, en pratique, j’ai compris comment des écoles reçoivent la alimentation par PAM et ils font la gestion de la cantine scolaire. A travers visite d’école, j’ai pensé que des fiches pour contrôler par équipe pedagogie et CGE est un peu difficile. Donc, c’est très important de faire la planification. Malheureusement, ce projet ne va pas encore commencer à Dahra et Linguère. Je vais essayer à appliquer des activités que j’ai appris pour mon travail. Bien que, c’étais très difficile de comprendre tout les choses en français et s’habituer à suivre la formation et discussion sans repos, j’étais trés contente de y participer. Je vous remercie.

PAM研修
開催日時:2012年11月21日~23日
場所:Conseil Régional, LOUGA
  名前:藤本めぐみ(セネガル名 Awa SOW)
コメント
3日間にわたるPAM研修に参加してよかったと思います。普段活動では分からなかった学校給食に関する仕組み、運営について多くの事を学ばせて頂きました。特にPAMの方から食糧配布について、約3週間にわたって(11月下旬頃)トラックで各地方の学校に配布されている事等普段疑問に思っていた事を直接聞く事ができたので非常に良い機会でした。今回研修の中で特に学校給食を運営・管理していく上での計画・報告書(Fiche début d’année, Fiche trimestrielle)作成に関しての情報はとても勉強になりました。任地でも学校給食を行っている学校はありますが、今後学校関係者、CGE、APE含め報告書をどのように作成しているかみていきたいと思います。今回、大使館、草の根無償資金のもと食糧貯蔵庫、食堂等ルーガ、ケベメールの計8校に建設され、任地ダーラは対象になっていませんが、今回の研修でPAM学校給食プログラムについて色々と知る事ができたので、今後も自身の活動で活かしていきたいと思います。そして余談ですが、今回日本の機関以外の研修に初めて参加して、プログラムの進行具合(休みなく議論が続いたり等)についていけなかったり、急なスケジュールの変更等があったり、日本の機関が行う研修とはやはり違うなと感じました。何事も経験だなと思うので今後も積極的に機会があれば研修に参加していきたいと思います。
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セネガル教育省、学校給食プログラム担当の人によるプレゼン


ルーガ、ケベメールの学校関係者とIDEN視学官の人達


2012年11月18日日曜日

Faire une enquéte à l'école primaire de Melakh -アンケート調査@Melakh小学校-

11月16日、Melakh小学校の校長、Sidyが作成した質問票をもとにまずはMelakhにて第1回アンケート調査を実施!

数名集めてのアンケート実施となると思いきや、Sidyが学校運営委員会(CGE)代表者、先生方を集めてくれたので、計11名(Sidy入れて12名)にて調査を行う事ができた。

今回、第1回目ということもあり作成者であるSidyに解説してもらいつつ、私は記録、集計係として調査を進めていった。

質問項目を説明する様子

質問を聞いている先生方の様子

1番右に座っているのがCGE代表者

アンケート調査をして気付いた事は意外に学校関係者、CGE内で情報が共有されていなかった事。例えば、「学校の目的(ビジョン/ミッション)を明確に説明できますか?」という質問に対して「Yes!」と答える先生もいたのだけれども、結局その目的内容に関して先生同士で共有されていない事が改めて分かった(1番最初の質問にも関わらず先生同士であーだーこーだの議論が展開されて少々時間がかかってしまった・・・・)

そして、思っていた以上にCGEは機能していない事もこの調査で分かった。内規上では任期が2年なので、2年毎に選挙を実行しなければならないのに、そのままメンバーも代表者も変わらず。しかも、定期的な会合も行われていないし、中間・年度末総括表も提出していない・・・・・。せっかくフェーズ1(2007年‐2010年)でJICAの「教育環境改善プロジェクト(PAES)」がルーガ州で行われ、CGEに対する研修や会合が行われていたはずなのに(きちんとマニュアルも配られている)、機能していないのでは意味がない。

とりあえず、このアンケート調査を通して各学校間だけではなく、村・地区地域全体においても情報共有が行われ少しでも学校関係者、CGEメンバー、保護者達の学校運営に対する意識変化があればなと思う。

La réunion de PAES2 à Kaffrine -PAES2会合@カフリン-


11月13-15日までPAES2会合に参加するため、セネガル南部カフリンに行ってきた。カフリンは以前カオラック州の一部であり、2008年にカフリン県、クンゲル県を分割してカフリン州が設置された。カフリンは町の活性具合はさほど任地ダーラと変わらないけど、やはり州だけあって教育委員会の規模やSonatel(通信会社)があるところが違う!


IDEN@カフリン、IDEN@リンゲールより規模が大きい!

今回、JICAの「教育環境改善プロジェクトPAES(フェーズ2)」のモデル地域となっているカフリンで会合が行われた。プロジェクトの詳細は以下のHPをご覧ください。
http://www.jica.go.jp/project/senegal/001/outline/index.html

会合の内容は主にモニタリング(管理)で学校運営委員会(以下CGE)の連合をどのように機能させていくかという事について教育省の人、州視学官、県視学官、学校関係者(特に校長)、CGE関係者、市町村代表が集まり話し合いを進めていた。実はルーガ州(私の任地含む)でフェーズ1が行われ、CGEを組織化し、運営向上を行うための会合・研修等を行っていたのだけれども、やはり県視学官数名が県内の学校(例えばリンゲール県内だと254校)をモニタリングするのは困難であるという課題が出ていた。そこで、フェーズ2ではCGE連合を設け、よりモニタリング強化をしようという事で今回話合いの場が設けられた。

会合の中での議論やグループディスカッションの様子を見ていて、セネガル人がイニシアティブをとって話し合いを進めている所が本当に素晴らしいと思った。もちろん、プロジェクト含め会合の支援は教育省だけではなくJICAによっても行われているのだけれども、JICA教育専門家さんが主体となって議論を進めているのではなく、セネガル人それぞれが主導的に話し合いを進めていく姿に物凄くやる気を感じられたので、改めて会合の場に参加できてよかった!

更にこの会合に参加してよかったと思う事は今後自分が人を集めて会合や研修を行う上でどういう事ができそうか?可能か?具体的なイメージをもてた事。ボランティアレベル(草の根レベル)なので、お金はそこまでかけられないけど、アンケート調査結果を報告し、その結果から分析された課題を学校関係者、CGEメンバー、保護者達と話し合いできる場を作っていきたいと改めて思った(もちろん、私が主体となって議論を展開していくのではなく、セネガル人達が主体的に話合える場が理想である)。

会合の様子
Group Discussionの様子(4つのグループに分かれて話し合い。各グループ30名程度)

Group Discussionの後それぞれのGroupが今後の課題について発表

今回、会合に参加して改めてCGEの活動について学んだ事がたくさんあった(特に活動計画作成(PAV)、中間・年度末総括表提出する義務がある事や学校運営資金に関してCGE管轄である事等)。私自身、期待される要請内容から学校環境改善、学校運営向上をCGEと一緒に行っていく事が記載されているのだけれども、一緒に活動をやっていけそうな人物として結局校長先生が多く、今はCGEの活動にあまり触れていなかった(CGEの代表者の中で一緒に活動できそうな人がなかなか見つからなかった事や学校運営に関してはCGEのメンバーを探して話を聞くより校長に聞いた方が早かったという理由もある)

任地の学校の様子を見ると学校運営(特に資金面)が上手くいっている学校は大体校長がしっかりしている。ただ、校長は必ずしもそこの学校にずっといるわけではないし、移動する可能性もあるので、もしその校長が移動してしまえばそこの学校運営状況は悪くなる可能性だってある。一方で学校運営がCGEメンバー(村・地域住民代表)によって機能していれば校長が代わったとしてもそこの学校運営状況が悪くなることはない。よって、CGEが機能し、CGEによる学校運営(特に資金管理)は非常に大事である事が改めて分かる。

今回カフリンで活動する先輩隊員であり同じ村落でIDEN配属の方がCGE中心に活動を進めているという話を聞き、掲げている活動目標は違えどCGE活動についてコツコツ情報を集めたり、学校関係者以外(特に村地域代表、村長、保護者、役所関係者等)と繋がりを持つことが重要であると認識したので、今後CGE活動や村住民達とも積極的に関わっていきたいと思う。

2012年11月16日金曜日

PDEF ‐教育・訓練10カ年計画‐

11月8日、ダカールにて教育関係者勉強会に参加してきた。
※教育関係者勉強会とは国連機関(UNICEF、WFP、IFC)、JICA関係者、大使館、JOCVが集まり、それぞれ発表者を決めて意見交換を行う会合である。

今回、セネガル国家教育政策である「Programme Décennal de l'Education et de la Formation (PDEF)」、「教育・訓練10か年計画」について振り返る内容であった(私自身、今後セネガルの教育に関して研究していくうえでこの政策の概要を知っている事は非常に重要)

2000年に始まり、10か年計画なのだけれども、2003年に改訂が行われ2011年に終了。来月12月になんと新しいPDEF(2012‐)が発表される。2011年終了時のPDEFから内容がどう変わっているか非常に楽しみである。

PDEFの3つの柱として①教育へのアクセス、②教育の質、③学校運営・管理が挙げられる。

①教育へのアクセス
・教師不足(雇用)
・学校インフラ(教室)整備
教育機会の多様化(フランコアラブ学校やダーラ)

②教育の質
・カリキュラム
・十分な教科書の供給
・学校給食
・学校プロジェクト(補助金給与等)
・学習時間 評価基準の標準化
・教師の初期及び継続的な研修

③学校運営・管理
地方分権/権限移譲
教員の配置等の管理
参加型学校運営

※・で示されている項目は重要課題とされている。

私の活動はこの中でも③学校運営・管理の中で参加型学校運営における学校環境改善、運営向上のサポートをする事である。全体的にみると重要課題には挙げられていないけれども、教育のアクセス、教育の質向上する上でも学校環境をまず整える事は非常に大事であると思っている。

JICAプロジェクトも基本的にPDEFの中に掲げられている重要項目対象にプロジェクトは進められている(ここで具体的にプロジェクトとPDEFについて記述すると長くなってしまうので、割愛させて頂く。)

全体の中で自分の任地における学校状況、問題を把握する事は非常に大事である。セネガルに来るまでエチオピアを対象地域としてずっと研究してきたため、セネガルの国家教育政策について十分把握しきれていなかったし、いまだ十分な文献調査ができていない。

今回の勉強会である程度セネガル国家教育政策に関してイメージができるようになったので、文献調査を進めながら具体的に研究計画を進めていきたい。目標は1月までに研究計画書を作成する!(実は2013年1月にセネガル隊員のOBであり研究科の先輩が理数科教育プロジェクトの業務調整専門家としてセネガルに赴任するためそれまでになんとか形にして見てもらいたい)

2013年1月は隊員総会、1年報告会があるため、活動面でも忙しいのだけれども、なんとか2012年が終わるまでに色々と自分なりに1年目の活動や研究面で目標を達成して、2年目を迎えられたらと思う。

後、2ヶ月が勝負!!!!!!!!!!!!!!頑張ります!

Réflexion en octobre -10月振り返り‐

Bonjour! Tout le monde! 皆さん、こんにちは!ご無沙汰です!

フランス滞在記も少しずつ纏めているのですが、かなーりの時間がかかるので、少しずつ更新していきます。お楽しみあれ!

ようやく11月に入った事もあって、ひとまず10月の振り返りをしたいと思う。
9月に任国外旅行でフランスに行き、また新たな視点でセネガルでの生活に挑み始めた10月・・・。

10月1日:任国外旅行後のダカール散策
フランスからセネガルに戻ってきてから首都ダカールの町を散策しているとあまりにも環境に適応できず(人の動き、セネガル人の勧誘等)、自分が2012年1月赴任した当初に戻った感覚に陥る・・・。

10月2日:任地ダーラに到着
調整員が出張でダーラ・リンゲール方面に来ていたので、ついでに配属先教育委員会(IDEN)訪問。局長、直属上司にお土産(マルセイユの石鹸)を渡す!そして、24日間、家を空けた後の状態は悲惨でした(雨漏り、ゴキブリの死体、様々な虫達、その他諸々・・・・)

10月3日:念願のバイク貸与
YAMAHA AG100

※私の背後にある家が大家さん宅。自宅がアパートなので、ここにバイク置かせてもらっている
10月5日;先輩隊員によるバイク指導
先輩隊員からバイクに乗る上で任地での交通状況等アドバイスをもらう(日曜は定期市場があり、人通りが多いのでバイクに乗る事は極力控える等)

今はバイクに乗って村落部の学校訪問・巡回しています!(もちろん、安全運転!!)


10月8日:WFP・大使館連携による小学校給食貯蔵庫・食堂建設のプロジェクト@ルーガ
ルーガの学校視察・インタビュー調査に同行させてもらった!昼12時からのスタートで、ルーガ州視学官事務所(IA)、ルーガ県視学官事務所(IDEN)に表敬後、食料貯蔵庫・食堂・台所建設する学校を選出するため5校の小学校(1番遠くて市内から約30㎞)を回るというハードスケジュール(しかも昼食無)。初めてフランス語使用でのインタビュー調査を聞いて、かなりワクワクした反面、全てを完全に理解できない事の辛さも感じた。でも、本当に勉強になったし、今後自分も任地の学校対象にアンケート調査を実施するので参考にしたい。

インタビュー時の様子。


10月9日:鶏捌き会@コキ村
ルーガから任地ダーラに戻る時、必ず通るコキ村。今回、初めてコキ村に立ち寄った!コキ村では、現在同じ村落隊員が活動している。

なんと、私が立ち寄る時に飼っている鶏を2羽捌くとの事で、今回、初めて捌かせていただいた!家畜隊員がいたので、色々と捌き方を教えてもらい、かなり面白かったです。ここで生き物(肉)を頂くという事は捌く所から始まるのです。

Bismilaaaa、いざ、鶏の首を・・・

解体作業の様子


10月20日:命名式(Ngente)、サッカー観戦@Thiamene
一番右に写っているセネガル女性、Saliとよく行くレストランのおばちゃんFamilyのNgente(命名式)に参加してきた。

真ん中に写っている女性に子供が生まれた

bebe(赤ちゃん)と一緒に!

サッカー観戦。今回、Ngapp村チームVSPampi村チームによる最終決戦を見てきた。結果的に私が応援していたNgapp村チーム(私の知り合いが数多くいる)は負けてしまったのだけれども、なかなかの接戦で見ていて面白かった!後、グラウンドの土がふかふかの砂なので、その中でサッカーをしているセネガル人凄い!!

サッカーの試合の様子

一緒に見に行ったメンバー


10月26日:タバスキ(犠牲祭)
セネガルではイスラム教一大イベント、タバスキ(犠牲祭)が行われる。ちなみにアラビア語ではイード・アル=アドハ-という。タバスキ(犠牲祭)はラマダン(断食月)が明けて1ヶ月と10日後、イスラム暦の11月10日に行われるお祭りである。別名、「羊祭り」とも呼ばれ、その背景には、旧約聖書のAbrahamが信仰の証として最愛の息子、Ishamaelを神の生贄に捧げようとした故事にならって、一家の家長はその資金力に応じて、羊(オス)を最低1頭は殺して神に捧げなくてはならない事になっている。ちなみにお金のない人はヤギ、鶏を代用しても良い事になっている。


今回、計3軒の家に訪問。
まずは、コリテ(ラマダン明けのお祭り)でも訪問したBesoum宅に行ってきた。ここで、3頭羊を捌く様子を傍観。
3人がかりで捌きます

捌いた肉を調理する女性達

ポテト、玉葱、羊肉の料理(パンと一緒に食べる)

Besoum、綺麗だね!

この後、羊肉をもらい、2軒目Melakh村の校長先生宅訪問。なんとここでも羊肉をもらった。後日、ダーラ隊員でタバスキ会(羊肉会)を開催し、羊肉のから揚げ、羊肉入りカレースープ、羊肉焼肉風サラダを作った!!
大家さんFamilyの子供達

10月31日:ダーラの先輩隊員とダーラ市内の学校訪問

11月からダーラ市内の小学校(12校)、チャメヌ村地域の小学校(23校)、計35校の小学校にてアンケート調査を実施する予定である。私は村落部の学校中心に活動しているため、今回、ダーラ市内の学校で活動している先輩隊員とアンケート調査の協力を依頼するため学校訪問してきた。

久しぶりに歩いてダーラ市内の学校を回る。シャレットがなかなかつかまらずこの日はひたすら炎天下の中歩いた。
このシャレットに乗りたかったけど、通常50CFAで乗れる所を500CFAと言われたので断念。その代りに写真撮影した笑
去年できたばかりの幼稚園@Angle L'islam
纏め

振り返るとイベント尽くしで充実していたなと思う反面、実はあらゆる活動があまり上手くいっていなかった。

1.学校巡回、訪問
10月26日にタバスキ(犠牲祭)があるため学校が10月から開始予定なのにほとんど始まっていなかったし、先生達のやる気が全く見られない状況が続いた(中にはもちろん、頑張っている先生もいるし、色んな理由があるわけで仕方ない部分はある)。宗教行事を大事にする事は物凄く大切だけれども、ある程度事前に授業のスケジュールが組まれている中で、時間が減る事に対しての危機感や焦りというものは全くないのはやはり問題。こういった状況から自身のモチベーションも低下していた。今後、こういう宗教行事で予定変更せざるをえない状況を見越した上で計画立てていくべし!

2.アートマイルプロジェクト
交流校である日本の小学校の先生とのコミュニケーションが上手くいっていなかった。主にメールのやり取り中心でJAM事務局が作成した掲示板を全く活用していなかった上に全然メールの返信がなかったので、全然情報共有がなされていなかった。こちら側としてもセネガルの中学校がまだ10月開始していなかったり、タバスキ前であまり先生達の動きがみられなかったりと進展があまりなかったのだけれども、やはり定期的な情報共有は非常に大事である。この前思い切ってSkypeでチャットしてみたらようやく向こうの忙しい状況が把握する事ができたので、今後互いの状況も把握しながら計画立てて実行していけたらと思う。とりあえず、週1ペースで進捗報告をすることを決めたので今後も密にコミュニケーションはとっていきたい!

3.語学
フランスまで行って頑張ってフランス語を勉強しているけど、思った以上に使う機会に恵まれない、コミュニケーションではほぼウォロフ語を強いられるこの環境に嫌気が差していた。でも、実際セネガル隊員の中にはフランス語能力試験、DELF B2まで習得した隊員はいるわけで、やっぱり自分の努力が足らないと思う。使う機会も自分で作らないといけないし、日々の勉強を怠ってはいけない。よって、どうにかして自分に合うフランス語の先生を探すべし!

4.ブログ更新の停滞
自分の考えを上手く文章化したり、日本語で表現する事に時間がかかったり、読者の視点も気になり始め、ブログ更新する事を少し億劫に感じるようになった。その他にも色々理由はあるけれども全ては日々の訓練、習慣なので怠らないよう頑張りたい。

上記4つに加え研究、進路についても本格的に考え始め悩む事が多かった。特に進路に関してはこの2年間の活動が大いに影響してくるので、日々悩みつつも情報収集を怠らず、あらゆる機会を逃さないようにしたい。改めて当初予定していた計画通りにはいかなかったり、自身の能力が思っていた以上に伸びていない(特に言語面)ので、もう一度改めて計画を立て直して実行しようと思う。

纏まりのない文章で申し訳ありません・・・・・・・・・・。とりあえず日々計画立てて実行する事、振り返る事を忘れないよう心掛けていきたい(常にPlan→Do→Seeを考える事は重要!)。