2012年6月21日木曜日

悔しさ

今日、3回目となるバイク試験の受験申請をするため、ルーガ(私の任地ダーラから車で約2時間)まで行ってきた。

今回、周りのセネガル人は何回くらい受けているのか気になったので、申請来る人に聞いてみると、初めて受ける人もいれば私同様3回目の人もいた。

とあるセネガル人(Ibrahima)に、何回目か聞こうとすると「ちょっと来い!」と言われたので、とりあえず行って話を聞くと

「受かりたかったらお金(賄賂)を払った方が良い。そしたら絶対受かる。もし払わなかったらずっと受け続けなければならないかもしれないよ!」と指摘を受けた。

その人は実は2回目の試験で受験段階で賄賂(2万CFA:日本円で約4千円)を支払ったとの事。

私が「受かりたいけど、賄賂はよくないでしょ??」と言うと、「これがセネガルだよ」と言われてしまった。

頭ではそういう社会の部分も理解しているし、仕方ない事は分かるんだけど、なんだかしっくりこないというか自分に納得できない。確かに今の語学力じゃ受かるまでに時間はかかるだろうし、活動するにはバイクが必要だからなんとしてでも受かりたい気持ちはあるんだけど、色々なもやもや葛藤でなんだか複雑な気持ちになった。

とりあえず、受験担当のMadameに金曜日に試験受けたい旨を伝えるが、月1でしか受けられないから7月6日に来いと言われた。この日はちょうど隊員総会でダカールに上京しているためルーガまで足を運ぶのは正直難しい(次の日にはバイク講習にも参加するため、またダカールまで戻らなければならない)。

結局、土下座までしても金曜日の試験は受けさせてもらえそうにないので、しぶしぶ7月に受ける事に終わったが、6日の試験を逃すと次20日に受けられるかも確定ではないので、またもやルーガまで無駄足を運ばなければならなくなる可能性が出てきてしまった。

とりあえずMadameに「9日に試験あるかどうか確認の電話をしてきなさい」と言われたが、2回目の試験後3日間立て続けに電話したけど、出てくれない挙句、切られたので信用できない。とあるセネガル人(Ibrahima)にその旨を伝えると、「Madameが電話してくれなかったら俺に電話してこい。俺からMadameに伝えるから」と言ってくれた。(なんていい奴)

とりあえず、7月6日に試験受けるかどうかの電話を入れる事、受けられなかった場合、9日に電話する事で話は片付いたが、ここに至るまで、散々、Madameにもとあるセネガル人(Ibrahima)にも

おまえは仏語もウォロフ語もできない。」、「これだから外国人の言っている事は分からない」と言われ悔しくて悔しくて涙が出てきた。

いくら自分の中でコツコツ仏語、ウォロフ語の勉強したり、わざわざ教習所行って頑張ってもセネガル人に伝わらないのでは意味がない。頭では分かっているけど、暫く涙が止まらなかった。私の努力ってなんだったんだろう。そしてここ(セネガル)にいる意味合いまで考えてしまった・・・・。

英国留学でイギリス英語に慣れるまで苦労したけど、中学から大学まできっちり英語の授業を受け、大学時代は英語ディベートサークル入ってある程度鍛えていたからそこまで語学の壁は感じていなかったけど、仏語もウォロフ語も初心者だからやっぱり身につくまでには時間がかかる。。。

この悔しさをバネにウォロフ語、仏語勉強の強化します!!!!

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