2012年5月19日土曜日

自分を冷静に見る事、客観視する事。

ある人から良き指摘を受けたのでここに記すとする。

「きちんと自分のやっている事を振り返っているか?」

これを言われた時は正直、相手の言っている事が理解できなかった。活動といえる「活動」はできていないまでも、マイクロファイナンス導入、環境教育推進に向けての村落部の学校訪問はしていたし、今後ジャパンアートマイルの国際交流壁画制作にも着手しようとしていた段階だったから何を意図して言っているのかすぐに分からなかった。

ただ、よくよく考えると、学校訪問行った後の事実はまとめるまでも、その後どうしていくかまで考えきれていなかった。気候の激しい変動、日中の過度の暑さから村行って帰ってきて疲れて寝る、次の日朝早く起き、出かけて帰ってきて寝る。日々このサイクルの繰り返しになりつつあって正直、目の前の事にいっぱいいっぱいで後の事まで考えきれていなかった。

後、3月体調崩し、4月中旬まで移動が多かったから変に「外に出なきゃ」、「村に行かなきゃ」、「活動しなきゃ」という思いに駆られていたような気がする。気持ちが先行して、行動しているから空回りしていたんだろうね。

ついでに、ここでのゆっくりしたペースの生活やセネガル特有の予測のできない事態(約束して家に行ってもいない、携帯番号変えるor失くすでコンタクトが取れない、時間通りに集まらないetc..)を理由に正直、自分に甘えていた部分はある。後は気候の変動、暑さ、ネット環境、停電・断水等、生活するだけでいっぱいいっぱいな状況にも多少甘えている部分はある。(今でもそういう面はあるのは否めない・・・。) とりあえず一喜一憂する事多い毎日で日本にいた時以上に感情の浮き沈みが激しかったり、精神的に落ち込む事が多い。自分はもうちょっと強い人間だと思っていた部分があったけど、実際そんな事ない。自分と向き合う日々が続き、正直辛いって思う事多々ある。

でも、自分と向き合いながら日々振り返らないと何も先には進まない。

改めてセネガルに来た意味、2年間過ごす意味合いを考えさせられる。

不器用かつ寂しがり屋なので日本が恋しくなる事はやっぱりあるけど、少しずつセネガルでの楽しみを見つけながら頑張っていきたい。

こうやって指摘してくれる人がいる事に心から感謝。

Ecole5(小学校)の子供達 

小さな袋にビサップ、ブイ(飲み物)を売るおばちゃんと子供達

セネガルの子供達はよく笑う。その笑顔に癒されながらここでの生活を頑張ろうと思う。

2 件のコメント:

  1. >とりあえず一喜一憂する事多い毎日で日本にいた時以上に感情の浮き沈みが>激しかったり、精神的に落ち込む事が多い。自分はもうちょっと強い人間だ>と思っていた部分があったけど、実際そんな事ない。自分と向き合う日々が>続き、正直辛いって思う事多々ある。
    っていうのにものすごく共感。まわりにいろいろと指摘してくれる人がいるのは心強いね。僕も、自分の未熟なところをたくさん見つめ直しているときは、嫌気が指すけど、それを改善して次に進まないとって自分にムチを打つ感じだよ。子どもの笑顔も、本当に救いだわ!

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    1. 指摘してくれる某氏に非常に感謝だよ。私も何かと気持ちが先行して考えずに行動してしまったりするからやっぱり常に振り返る事は大事だなと思う。
      せなが精神的に落ち込むという部分に共感してくれるのは意外だったわ!せなは結構マイペースに上手くやっていると思っていたけど、やはり苦労しているのね。とりあえず焦らずコツコツ悩みながらも活動していくのみだよ。互いに頑張ろう!!!!

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