2012年5月20日日曜日

ダーラの中学校訪問

今週はJapan Art Mile(国際交流壁画制作プロジェクト)の参加校を決めるため、高校と中学を訪問。英語授業の中で取り入れようと考えていて、ここ最近学校訪問、英語授業見学を行ってきた。

セネガルの英語授業は全て英語で行われ、教科書等をベースにしているというより先生が黒板で文法事項を教え、その後先生が作成した練習問題を解いていく感じ。

授業形態は先生主導でイメージとしては日本とあまり変わらない。ただ、異なっている点としてほとんどの生徒が紙辞書、まして電子辞書なんて使っていない。皆単語を暗記している(きちんと意味を理解ししているかは疑問)

授業を見ている限り、結構な生徒が単語を理解しているように感じるけど、どうやって皆覚えていっているんだろう? セネガル人の暗記力は本当に凄まじいなと感心する。

日本とセネガルを比べるとやっぱり、日本は物にあふれているんなと思う。皆、教科書があるのが当たり前、辞書も持っているのが普通。勉強に必要なマーカー、ノート、鉛筆。セネガルでは、ペンとノートしか持っていない生徒、話聞いているだけの生徒(ペンとノートがないからかは分からないが・・)がいる。物がなくても勉強はできるだろうけど、人の暗記力にもやはり限界があるから勉強するにも限界がきっと来るはず。勿体ないね。

でも、ただセネガルの子供達にペンとノートをあげたからといって有効的に使うかは疑問。ノートを無駄に使う生徒もいるし、すぐペンを失くす生徒もいる。結局、価値観の問題なのかな。難しい所。

とりあえず、来週中も村の学校にも行きつつ、中学校訪問・授業見学を続けていく予定。



・フランス語

今日、英語授業見学ついでにフランス語の授業受けてきた。配属先との話合い、レポート等でやっぱりフランス語が必要になるし、2年後には最低でもDELF B2レベルまでにはいきたいので、そろそろ対策考えないとなーと思い、参加してきたけど、正直ついていけないと思った。

その原因はいくつかあって、黒板が筆記体で理解するのに時間がかかったり、フランス語での文法用語を知らなかったり、フランス語で授業が進められるから全部を理解できない等が挙げられる。

言語を勉強するのは好きな方だけど、やはりフランス語は受け付けない。苦手意識が消えない事に今日改めて気づいた。だからといって、やらなくていいわけにはいかないので、とりあえず、無理矢理でも勉強する環境作りをして少しずつ慣れていくしかない。

研究もセネガルで行う予定だし、今後西アフリカの教育に関わっていくとするならばフランス語は必須。

とりあえずはダーラ市内で良いフランス語教師をまず探そうと思う。

中学校の様子

英語授業後の教室 

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